【家族】まやかなの、子煩悩なおとうさんのお話をしよう。
こんばんは、まやかなです。(*^_^*)
きのう、お部屋の蛍光灯を付け替えたんだけど、スイッチを入れた瞬間、お部屋が、それはそれは物凄く明るくなってしまって、もう、びっくり仰天した。
てっきり、元と変わらない明るさだと思っていたからね、、。
淡いクリーム色に見えていたはずの壁が、明るい白色に変貌するし、その他、お部屋にある全ての物が、すごく鮮明に、両方の目に飛び込んでくるし、、。
これまで自分の目が見ていた世界は、一体何だったんだ???
いやいや、今見ている世界こそが、真の現実。
体調不良があってブルーになっていた心に、喝を入れられたような気持ち。
いろんな物事をやろうという意欲が、ちょっと湧いてきた感じがする。
ずっと暗い部屋に籠っていた過去の自分が、恥ずかしくなってきた。
あ~あ、相変わらず馬鹿なまやかなだ。
明るくなったお部屋で、そんなことを考えていたら、おとうさんを思い出した。
高校生だった頃、何の用事だったのかは全然思い出せないんだけど、お部屋で受験勉強をしていた時、おとうさんが入ってきたことがあった。
「部屋の電気、暗いな。」
「そんなことないです。しかも、壁も天井もカーテンも白いから、光を反射してくれるし、デスクスタンドもあるから、充分明るいです、、。」
「いや。絶対暗いから、すぐ付け替えてやる。」
(買い置きの蛍光灯はないはずなのに、自分勝手なことを言っているなあ~。)
そう思いながらハラハラしていたら、やがて、おとうさんが戻ってきた。
「これ、倉庫の蛍光灯で、あんまり使っていないから、お前の部屋のより明るいと思う。取り替えてやるぞ。」
そう言いながら、スイッチが入っている状態のまま、豪快な手さばきで、蛍光灯を付け替え始めた。
「ほら、だいぶん明るくなった。外したほうは、悪いが、倉庫にもらっておくぞ。」
「おとうさん、ありがとうございました。」
おとうさんは、ずいぶん満足した態度で、ぱっぱっとお部屋を出ていった。
しかし、そんなに明るくなったわけではなく、ほんのちょっとだけ明るさが増した、っていうレベルだったんだけどね、、。
だから、お父さんも、ぱっぱっとお部屋を出たのかも知れないけど、、。
そうであっても、おとうさん、ありがとね。
だらだらの人生、そんな出来事もアリマシタ。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。(*^_^*)