セショウの人

セショウ(摂食障害)という麻薬

【家族】両親の家に行く。

こんにちは!まやかなです!

きょうは、9時42分発の列車に乗って、両親の家に行ってきた。
1年半ぶりくらいかなあ。
町の中心付近の商店街は、けっこうさびれていて、空きテナントが半分くらいありそうな場所もあった。
その代わり、子供の頃は田んぼと畑ばかり広がっていた場所には、スーパーやコンビニ、老人介護施設などがどんどん建っていて、平べったい土地ではなくなり、だんだん立体的な外観に変貌していた。

駅には、おかあさんが迎えにきてくれていた。
おかあさん、どんどん小さくなっている気がする。
どこまで小さくなっていくのかな、、。

家には、おとうさんが留守番をしていた。
電話では、神経痛が辛いと言っていたけれども、白髪も染めて、きちんとした身なりをしていて、まあまあ元気そうでもあった。
おかあさんは、お昼ご飯を買いに、近くのスーパーへ出かけて行った。

おかあさんが帰ってきてから、3人で、お昼ご飯を食べた。
スーパーのお惣菜と、すり身と葱のお味噌汁。
おかあさんのお味噌汁は、すごくおいしかった。
でも、今度、両親の家に行く時は、お昼ご飯を持ってこようと思った。

お昼ご飯は、吐かなかった。
吐かないのって、退院して初めてかもしれない。
胃の中にずっと食べ物があって気持ち悪くなるんじゃないかなと、不安にはなったけれども、両親のそばでは吐きたくないという思いの方が強かった。

孤独だから、吐くのかな、、。

おとうさんが
「ずっと渡したかった」
と言って、小さな貯金箱をくれた。
しかし、何と、中身が全部500円玉!
「500円玉貯金をしていたんだから、当たり前だよ」
と、おとうさんは笑って言っていたけれども、これだけの量を貯めるには、相当な苦労がいる。
「コンビニで1人分の買い物をするのに便利だろう」
と、おとうさん。
ありがとう、おとうさん。
でも、この500円玉は、1枚1枚の重みがありすぎて、使えない

昔使っていた部屋に、まだ自分の私物を残しているので、宅配便の段ボールに詰めた。
4箱完成。おとうさんとおかあさんに、宅配の手配を頼んでおいた。
でも、部屋には、まだ4分の1くらい残ってしまった。
これらは次回に。

両親の家は、いもちゃんの代になっているし、お孫ちゃんもいる。
だから、家を出た私が出入りするのは、遠慮していた。
というより、私は精神を病んでいる人間だから、両親の家に行ったり、お孫ちゃんに会ったりしない方がいいと思っていた。
そんな私の気持ちを察したのかもしれない。
帰り際に、おかあさんから
「ここには、まめに来ないと駄目よ」
と、真顔で言われてしまった。
「老人になった私たちのお世話もしてもらわないといけないんだからね」
とも。

でも、おかあさん。
私の方が先に死んじゃうかもしれない。
もし、そうなったら、ごめんね。
本当に、ごめんね。

15時31分発の列車で、アパートに帰った。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。