セショウの人

セショウ(摂食障害)という麻薬

【ローソン】「こだわり納豆」139円

このたびの「平成30年7月豪雨」の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

大食いYou Tuberのロシアン佐藤さんが、8合の白飯!に15パックの納豆!をかけて食べている動画を投稿されていた。
納豆は、格別好きではないけれども、苦手じゃない。子供だった頃の食卓にも、1週間に2~3回くらい、納豆が登場していた。
おかあさんが作ってくれた納豆は、極小粒サイズの納豆に、大量の生の葱のみじん切りと、全卵と、添付のたれではなくて普通の醤油を加えて、泡が立つくらいよくよくかき混ぜたもの。おとうさんが、納豆の匂いが苦手だったから、卵を入れていたみたい。葱も、おとうさんが家庭菜園で立派に育てたもの。
当時の私は、黙って食べていたけれど、本当は、茹でた葱のみじん切りと、添付のたれと辛子を入れた納豆の方が、さっぱりしていて好きだった。
中学生の頃かな。ある時、そのレシピで作った納豆を夕食に出したら、食事中に、おかあさんから「これは食べられない」と大騒ぎされてしまったことがある。おかあさんは、急いで冷蔵庫から卵を1つ出してきて、溶き卵を作って、みんなの納豆に少しづつ入れていった。もちろん、私の納豆にも、である。
昔も今も、おかあさんは、正義の人。

ロシアンさんの動画を見て、そういえば、長い間納豆を食べていない気がしてきた
スプーン1杯の砂糖を入れてぐるぐるかき混ぜた納豆が好きになって、ほぼ毎日食べていた時期もあったけれども、今はすっかりご無沙汰。
住んでいるアパートが狭いから、納豆の臭いが充満しやすいんだよね。
それに、基本的な家庭料理はほぼほぼマスターできているんだけど、納豆料理がぜんぜん駄目なんだ。納豆汁、納豆そば、納豆オムレツ、、、。一応完成はするけれども、これでいいのかなあと思わせる出来。だから、食べてもあんまり美味しくない。

なので、料理は見送ることにして、お仕事の帰りに、ローソンで納豆の手巻寿司を買ってきた。語呂合わせで、7月10日が「納豆の日」なんだそうで、具の増量キャンペーンをしていたし。
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ローソンの白飯って、そのままだと粉っぽくて食べにくいから、滅多に買うことはなかった(温めると、粉っぽさは消える)。
久しぶりに買って食べてみたら、びっくりするくらいおいしくて衝撃を受けてしまった、、、。

封を開けると、筒形に成形された酢飯が出てきた。お米の粒が大きくて、ふっくらしている。その隙間から見えるくらい、具がずっしり入っている。酢飯を落とさないように、慎重に焼き海苔を巻いて、出来上がり。この有明海産の焼き海苔も、濃厚な黒色で、すごい肉厚だ。

さて、食べてみる。
夏場なので、酢が強めかなと思っていたけれども、爽やかなだしのきいた酢飯。
納豆は、小粒でふんわりしていて軟らかい。しかも、臭みがなく、あまり糸もひかないので、とても食べやすい。これは、特に女性にとってすごくいい。
キムチ納豆のキムチは、さほど多くなく、辛みも強くないけれども、とろっとした漬け汁の中に刻み白菜がたくさん入っていて贅沢。コクとさくさくした食感が、優しい風味の酢飯と納豆の、ほどよいアクセントになっている。
一番外側を覆っている焼き海苔も、ぱりぱりした食感が心地いい。

すごくおいしかった。褒めすぎじゃないよ。