セショウの人

セショウ(摂食障害)という麻薬

【セショウ】時間を無駄にしている

おととい。6月26日の午後、富山市で、とてもひどくて悲しい事件があった。
事実が明るみになればなるほど、その恐ろしさに心が震える。
事件が起こった時は、まだ授業中で、児童たちが先生のいる校内にいたことが幸い。
このあと、大きな影響がなければいいけど、、。子どもたちが可愛そう。先生たちも大変と思う。

でね。この日は、遅番のお仕事だったんだけど、前の日から身体の調子がよくなくて、起きていることもしんどくて、出勤する時刻のぎりぎりまで寝ていた。
原因は、吐きすぎて体重が落ちたからだと思う。
31キロあれば充分生活できるんだけど、30キロになると全然駄目駄目になってしまう。
つまり、31キロが、自分の日常生活の境界線。

シャワーを浴びて、着替えて、お化粧をして、お仕事場に着いたら、何だかざわざわしていた。
先輩さんから、「ヘリコプター、何台いた?」って聞かれて、「???」
この時、初めて、事件のことを知った。しかも、現場がここの超近くだったから、もっとびっくりした。
お仕事場の人たちは、近隣で起こった超大大事件なのに、私が全然知っていないことを、変に感じているみたいだった。
でも、「体調が悪くて、ずっと寝ていたから」なんて言えない。みんなから離れた場所で、お仕事をしていた。
だけど、極度に痩せている体型だから、私がセショウ(摂食障害)であることは、みんな分かっているのかもしれない。上司も含めてみんな、私に気を遣ってくれていて、何も言わないでいてくれているけど。
それが嬉しい。心からありがとう。

そして。きのうも遅番だったんだけど、着いたら、まだお仕事場がざわざわしていた。
先輩さんから、「外に、記者の人どれくらいいた?」って聞かれて、またもや「???」
このあと、みんなの会話を聞いて、事件の容疑者が、ここの超近くのファストフード店で働いていたらしいことを、やっと知った。

おとといとかきのうに限ったことではないんだけど、1日24時間のうち、セショウ(摂食障害)に翻弄される時間が多すぎて困る。