セショウの人

セショウ(摂食障害)という麻薬

【家族】おかあさんとの関係

おととい、おかあさんから、読解不明なメールが届いていた。
「明らかに、心身のバランスが壊れている。」
そう思って、きのう、おかあさんに電話をかけた。
すれ違いばかりあって、22時ごろに、こちらから3回目の電話をかけたら、やっとつながった。
そしたらね、おかあさん、聞こえないくらいの、しんどそうな声で喋ってきた。
そして、喋っている中身も、意味不明。
「またか」と思った。
私なら、どんなに辛くても、しんどい態度で応対しない。特に、家族に対しては。
だって、それが、相手に対する礼儀だから。

とりあえず、適当になだめてから、「もう夜中になるから、寝ようね。」と言って、電話を切ることができた。
夜の遅い時間で助かった。

太陽が昇って、きょうの午前、おとうさんに電話をかけてみた。
事実を確かめるため、である。
なぜだか分からんけど、おとうさん、テンションが超高かった。
落ち込んでいるよりは良い。
「目の調子が悪いんだけど、検査をしても、異常がないんだってさ」と、笑いながら不満を言っていた。
「今のところ、おとうさんについては、安心しておこう」と思うことができた。

そんなおとうさんの話によると、おかあさんは、物忘れを気にしているけれども、普通に生活しているらしい。
やっぱりそうか。

しかし、放っておくのは可哀想だから、きょうの午後、ゼリーの詰め合わせを送る手配をしてきた。
以前、自分が食べておいしいと思ったゼリーだから、気に入らないということはないだろう。

おかあさんのことは大好きだし、人生の教科書でもある。
でも、こんな風に、時々困ることがある。
親子間でさえ、うまく人間関係を築けていない自分。